僕が旅する理由

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こんにちは、増田です。

今回は僕が旅に出る理由についてお話します。

僕は毎回旅に出るときにはテーマを
決めて行くようにしています。

一人で行く時もそうなんだけど
よし、ここに行ってこんなことを学んでみようとか
こんなことを体験してみようとか。

もちろん他の人が企画したツアーや研修でも
そこの国でどんなことが学べるかな?と
テーマを持って参加するようにしてるんですね。

実際にここ1~2年で行ってきた国は
一部抜粋してお話すると

エストニア、アイスランド、ブータン
デンマーク、パラオ、ロサンゼルス

この辺りが印象に残ってる国なんだけど

もちろん他の国に行ったときも楽しくて
良かったなという思い出もたくさんあるんだけど

その国に行ってきて今のその国の在り方
歴史、文化、教育、食とか社会全体の仕組み

そういったものを意識してここ1~2年は
色々な国を見てきたんですね。

そこで色々な国の学びを得て
今の自分の生活や仕事や社会活動の中で
どのように活かすことができるのか?

また、海外で学ぶことで日本にどのように
取り入れることができるのか?
を意識して見てきました。

ちょっと堅苦しい話に聞こえちゃうかも
知れないんですけどそんなことはなくて

ただ純粋にその国を観光したり
美味しいものを食べたりもしてきましたよ。

例えば、遺跡ができたのはなぜなのかとか
こういった食文化ができたのはなぜなのかなとか

もっと深堀してその国のことを知りたい
その国に住んでいる人のことを知りたい

そう思ったんですよね。

純粋に好奇心です。

子供たちへの明確な想い

それで大体の国で学校を訪問させてもらってます。
小学校、中学校、高校、大学とかですね。

その国の教育のスタイルとかもそうだし
どういった想いがあって授業をしているのかとか

この辺りは国によって違うので
その国によって色というか特色があるなと感じました。

その中で一番感じたのは子供たちに
どうなってほしいのかという想いです。

どういった想いがあるのか教育に関わってる人に聞くと
明確にこうなってほしいという想いが伝わるので

すごく参考になりました。

一つ印象的だったところをお話すると
ブータンの教育省というところ(機関になるのかな)
そこでお話をさせてもらったんですけど

将来自分たちの国の子供たちにどうなって
ほしいのかと質問させてもらったときに

自分たちの価値観を育ててほしいと
言っていました。

知識やスキルとかはいつでも
身に着けることができるし

小さいときに身に着けなくてもいいよと。

あとブータンは中国とインドに
挟まれているということもあって
色々な影響を受けているわけですよね。

経済的なことから色々なことまで影響されるけど
ブータン人として自分たちがどうあるべきかというのを

価値観として持っていてほしいと
そういうスタンスで教育をしているんだと。

その明確さやハッキリとした考えを
実際に目の辺りにして

おぉ~凄いな」って思いました。

やっぱりそういったビジョンや想いがあって
教えられるって凄いなって思って

僕の中では凄く印象に残っています。

日本では見ない教育スタイル

それ以外でもアイスランドとかヨーロッパ
デンマークとか見に行って思ったのが

向こうの教育ってインクルーシブ教育と呼ばれる
包括的教育というんですかね。

日本とかだとオルタナティブ教育
というようなかたちでくくられて
話されることがありますけど

色々な子供たちが一緒になって
学ぶという感じになってるんですね。

日本だと学校に馴染めなかったり
勉強についていけなくなったりとかすると

例えば、クラスを分けられたりとか
するのかもしれないですけど

僕が見に行ったアイスランドとかだと
授業に集中できる子できない子とかいて

できない子とかはヘッドホンがあって
集中できるように使ったり

あとは隣にトランポリンがあって
リラックスしながらできたりとか。

勉強や課題などが終わった子は
ソファーで本を読んだりすることができたり

中々日本では見ないスタイルかなと思いました。

「あなたはこのクラスね」というような
仕切られてずっと勉強をするというよりかは

教室自体のレイアウトも
ドアなどの仕切りもなくて

色々なものが混ざってる状態というか
開放感も感じました。

それにどういった人でも
どういった考え方の人でも

受け入れるよ」という姿勢や考え方は
素晴らしいなと感じました。

北欧というのはよく
多様性のある国だと言われてるけど

こういった子供の教育からも
そういったのが現われいるなと感じましたね。

あと教室にある机も日本とかにあるような
四角形の形をしているものではなく

ちょっと形が変わっていて横の子と
机をくっつけられたりとか
基本他の子と何かできたりする感じでしたね。

なので一人で勉強をするというよりかは
みんなで共同作業として勉強したりだとか

結構ユニークな取り組みというか
日本にはないものだなって思いました。

森の中で子供を育てるという考え方

あとは森の幼稚園というところがあって
森の中で遊ばせたり生活をさせたりするスタイル

あえて大人から細かいルールなどを
決めるんじゃなくて

本当にこの森の中で自由に生活していいよって
その中で自分たちで学ぶものを見つけたり
おもちゃがなければ遊べないとかじゃなくて

自然の中にいれば子供たちは勝手に
遊ぶものを見つけたりするし

木を切って遊んだり、木を折ったりしたり
草をむしったり、かくれんぼしたり

創造性を伸ばすという意味で取り組まれている
教育を見てきました。

こういった北欧の教育は日本でも取り入れられてて
森の幼稚園とかできたりしてるし

海外のオルタナティブ教育というのも
日本にどんどん入ってきていますよね。

アイスランドの大統領とお茶をする

あと印象に残っているのはアイスランドの
大統領とお茶をする機会をいただいたことです。

これも中々ない経験だと思うんだけど
本当にたまたまのご縁でした。

研修のツアーのガイドをしてくれた方
女性だったんですけど

その方の幼稚園のママ友の旦那さんが
大統領だったんですよ。

まぁアイスランドは人口30万人の国と言われていて
人口も国としては比較的少ないんですけど

そんな中ママ友から大統領に繋がって
しかもアポを取ってたわけじゃないのに

こういった形で会ってくださったというのは
日本とか他の国では中々ないと思うんですよね。

この時はたまたまのご縁だったんですけど
基本的にはどこか旅へ行くときは
テーマを持って行くようにしてます。

ブロックチェーンを見に行くとか。

ロサンゼルスとかであれば
今新しいテクノロジーの聖地となっている

シリコンバレーではなくて
シリコンビーチに行ったり

その都度テーマを持って行ってきました。

この辺りはその国ごとに音声などで
お伝えしていきたいなと思います。

あなたもその国へ行くときには
こんな遺跡を見てみたいとか何かしら
テーマを持って行くのもいいと思いますし

今回僕がお話したように国を見るという意味で
教育とか文化とか食事とか

その国の在り方を見に行くのも
面白いんじゃないかなと思いますよ。

結局のところ人と人

こういった話をすると少し堅苦しく
なってしまうかもしれないんですけど
全然そんなことはなくて。

結局は人と人なので、この人たちは
どんなことを考えて生きているのかな?

どういった想いでその国に住んでいるのかな?
どんなライフスタイルを送ってるのかな?

というのを見るのは非常に学びになることだし
刺激になると思います。

こういう感じでここ1~2年は
色々な国を見てきました。

もちろんそれ以外にも食べることとか好きなので
レストランをネットで調べたりして行ったりとかも
楽しみに行ってきましたよ。

いかに良い空間を作れるのかが重要

僕はよく旅行のコミュニティの参加者さんに
やっぱりテーマの中で食や気候、天候とか

いかに良い空間を作れるのかが重要だとねと
よく話しているんだけど

僕が凄く大事にしているところです。

去年バルセロナに行って本当に気候の良さ
食事の美味しさなどを感じて

多くの人がまたバルセロナに行って
また食事をしたいと思う気持ちになるくらい

本当に行ったら分かりますが
雰囲気というか空気感がよかったですね。

もう一度行きたいって思いました。

ちなみにスペインは人口18万人の都市で
世界一の美食の街と言われるサンセバスチャン
と言われるところがあるんですけど

そこに今年は旅行のコミュニティの
メンバーたちと行こうかなと思っています。

これも一つ食としてのテーマとして
行くわけですよね。

もちろん美味しい食事のために
行くというのもあるんですけど

じゃあ、なぜそこで美食の街と
呼ばれるようになったのか?

これは面白いエピソードがあるので
また改めてお話したいなと思うんですけど

結局日本でも有名になっている街や
都市でもそうなんだけど

その背景にはバックボーン
何かしらのストーリーがあるわけですよね。

そういったものを現地で聞いたり見たりすると
非常にワクワクするし面白いんです。

そういったものを求めて海外へ
テーマを決めて行っています。

もちろんこれは海外だけではなくて国内
地方とか離島とかもよく行くんですけど

それも研修というようなかたちで
例えば離島の市長さんとお話をしたり

実際の取り組みだったり
地方創生のところでお話をしに行ったり

これもご縁があってお話する機会を
いただいたりするんですけど

こういった感じで目的というか
面白いものを見に行くというような感じで

何か決めて行くと面白いものが
見れるんじゃないかなと思っています。

違う視点で物事を見る面白さ

なのでこれから旅行に行きたいなと
思っている方とか

こんな観光地に行きたいとか
美味しいものを食べたいとか

色々あると思うんですけど
それにプラスして

今まで行ったことがない国とかにあえて
違う観点から切り口を持って興味を持つことで

違う視点が持てると思いますので
面白いんじゃないかなと思います。

例えば、今まで大好きな台湾に何回も行ってたとしても
今回は違う視点で見てみようとかね。

そうすることでまたその街の違う魅力に気づいて
その国にもっと興味を持ったり
好きになったりすると思いますから。

ということで今回お話させていただいたのは
僕が旅に出る理由です。

また、定期的に色々な国での気づいたことなどを
シェアしていきたいと思います。

ありがとうございました。