増田です、
僕は今、お医者さんと一緒にビジネスをしています。
どんなビジネスなのかというと、
「健康がいかに大切か」
僕のビジネスパートナーであるドクターの知識や経験を基に
啓蒙活動を行うビジネスです。
ビジネスを進めていく中で、
当然そのドクターの方と打ち合わせをする
機会があるんですが、
健康は手段であって目的ではないな、
ということを感じました。
そこで今回は、僕がドクターとお話をする中で
健康について感じたことを書きたいと思います。
僕もそうですが、誰もが健康でありたいと考えていると
思います。
でも、もしもあなたが健康を気にするあまり
少しでもストレスを抱えているなら、
ぜひ最後まで読んでいただけたらと思います。
健康のメディア運営のお手伝いをしています
冒頭で僕は今、
ドクターの方と一緒に健康の啓蒙活動を
していると書きました。
具体的にどんなことをやっているのか、
もう少し具体的に説明すると、
ドクターの方が健康に関する情報を発信するため、
僕がメディア運営のような情報発信のお手伝いを
しています。
西洋医学の限界を感じたそうです
僕のビジネスパートナーであるドクターは、
大学病院での勤務を経て、現在はご自身で
クリニックを経営されています。
当然、医療や健康業界のいいこと・悪いこと、
表も裏も、すべてを知っていらっしゃる
わけです。
ドクターはそのようなご経験から西洋医学への
限界を感じ、東洋医学や物理学も勉強されて
「人が健康になるためにはどうすればいいか?」
研究と行動を重ねられている方です。
そのような健康への熱意をお持ちの素晴らしいドクターと
今回ご縁があり、一緒にビジネスをさせていただいて
います。
世の中の健康の情報は偏っている
そのドクターとビジネスの打ち合わせなどで
お話をうかがうと、健康に関する情報は
かなり偏りがあることに気づかされました。
先ほど、ドクターは「西洋医学に限界を感じた」と
書きましたが、これは西洋医学がすべてダメだという
意味ではありません。
テレビやインターネット上では、
- 西洋医学がダメだ
- 病院で処方される薬や売薬はダメだ
- 手術はダメだ
そういった極端な情報も中には見られます。
でも、実際には西洋医学の薬や手術が有効なこともありますし、
逆に西洋医学ではカバーできない場面があるのも事実です。
今回のビジネスではそういった偏った情報ではなく、
ドクターという専門家が持っている正しい健康の情報を
発信することが目的です。
健康にこだわる人ほど不健康
ここまで僕のビジネスの紹介のように
なってしまいましたが、
今回特に伝えたいのは、
健康になることが目的になってしまっている人は不健康
だということです。
具体的に言うと、
「健康になろう!」と食事や睡眠時間、運動などに
必要以上に気を遣う、いわゆる「健康オタク」の人は、
日常生活の制限が増えてしまって
多くのストレスを抱えてしまうわけです。
そもそもの話として、ストレスを抱えていれば
「健康」とは言えません。
新しい知識を人に伝えたくなる
これは健康オタクの人だけでなく、僕自身にも言える
ことなのですが、人は新しい知識を得ると誰かに
伝えたくなります。
それは、
- 「こんなことを知ってるよ!」という自慢
- 相手に認められたい気持ち
主にこのような理由です。
新しい知識というのは、たとえばテレビやインターネット、
講演などで得た、健康になるための食事や運動についてです。
健康が目的になるとストレスを抱える
ただ、ほとんどの場合、残念ながら健康オタクの周りの
奥さんや子供さんは、そこまで健康に興味がありません。
そのため、健康についての深い知識を語ることにより、
周囲の人にストレスを与えてしまうわけです。
また、実際に健康によい食事を作るよう奥さんに勧めると、
奥さんは食材選びや調理方法などで、より多くのストレスを
抱えてしまいます。
そして、健康に気を遣っている方自身にとっても、
奥さんや周囲の人に共感されずに嫌な顔をされてしまえば
ストレスを感じてしまいます。
このように、健康にこだわるあまり、
健康が目的になってしまうことにより、
逆に不健康になってしまいます。
健康は「幸せになる」ための手段
多くの人にとって、
健康になることは本当は目的では
ないと思います。
では何のために健康になるのか?
あくまで僕の考えですが、
幸せになるためだと思っています。
もっと言うと、健康だけでなく
「仕事=お金を稼ぐ」ことも目的ではなく、
幸せになるための手段です。
仕事も目的ではなく手段
先ほど少し触れましたが、健康と同じように
仕事でお金を稼ぐこと自体が目的になってしまう
人も多くいます。
本来なら仕事で得たお金を何かに遣うことが
目的であって、お金を稼ぐことはそのための
手段にすぎません。
ですから、今やっていることが、
いつの間にか手段が目的になっていないか?
もう1度考えていただけたらと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
増田裕一